疑問符

この世に生まれ落ちてから様々なことを体験し、日々葛藤していますか?

次元移行が起こるおよそ五、六時間前には驚くべき視覚現象が生じます。

通常、極移動と次元移行は同時に起こります。そして次元移行が起こるおよそ五、六時間前には驚くべき視覚現象が生じます。三次元と四次元の境界がいよいよ接合しはじめ、三次元意識は徐々に遠のき私たちは四次元意識との距離を縮めていきます。

三次元のエネルギー網が崩壊するにつれて、合成的な人口物は消滅します。地球上には進んだ文明の五億年にも及ぶ歴史がありながら、事実上その証左に全く乏しいのは、そうした理由があるためです。

極移動を生き残るには、物体の場合、ピラミッドやスフインクスのように地球と調和裡に共鳴している純天然素材から造られていなければなりません。それでも実質的には、地球上のすべてのものが文字通り吹き飛ばされしまうのです。

合成的な人工物が地上から姿をけしつつある中で、四次元的物体が突如姿を現すことがあります。

色彩も形状もそれまで我々が見たこともないようなものが風景の中にうかびあがるのです。

自覚を持ったまま三次元から四次元へ移行するには、これまでならマカバの生成がかかせませんでした。

しかし今回はそのてんをいささか異にする可能性があります。

すでに人類は、15億もの人々が確実に自覚して移行できるところまで進化していて、マスターたちは私たち全員が次の次元に到達できるものと見積もっています。

人々はなぜそのような知識が自分にそなわっているのかさえ理解できないまま、気づいたらそれを知っていたり、唐突にマカバのことを思い出したりするでしょう。

かりに私たちが極移動の直前まで磁場をよい状態に保てたとしても、三日半に及ぶ磁場の完全消滅は、ほぼ確実に起こります。自分でマカバを顕在化できれば、まずは崩壊した磁場を再生し、次の次元へ移動するための生きた時空間の乗り物を体の周囲に創り出せるのです。

磁場が崩壊するやいなや、地球はあなたのもとから消失し、「大いなる虚空」に我が身をみいだすことになります。この「中間生」といわれる状態が三日半のあいだ続き、その後、四次元世界に生命体として戻ってくることになるのです。

四次元世界には、裸の状態である以外はおそらく今と同じ姿で出現します。衣類は次元の移行を乗り越えることはできませんが、あなたの体の原子構造は、劇的な変化を遂げながら次元移行を乗り切ります。

体の原子の大部分はエネルギーに変換され、個々の原子は一つひとつが驚異的な間隔を置くようになります。すなわち体の大部分がエネルギーである、光の体(ライトボディ)に変容されるのです。

新しい世界では、自分たちの思考によって毎瞬毎瞬、現実を創造していくことを忘れないでください。

思考の顕在化は瞬間的に起こります。たとえば「ミカン」のことを思った途端、その場に即座にミカンが現れるのです。あなたは早速それをむいて食べることもできます。

平和、美、愛といった思いが非常に大切になるのは、そうした理由からなのです。

かりに四次元で恐怖に基ずく思考を行った場合、即座にそのとおりの現実が創造され、表出してしまうために、すぐさまあなたは自分を狙う暴徒のような恐ろしいものに出くわすことになるでしょう。対するあなたはすぐさま銃を創り出して発砲し、あいてを殺したとします。するとその時点で、あなたは因果律が緩慢に横行する三次元世界へと再び舞い戻ることになるのです。

四次元では思考の質があらゆる意味で非常に重要になります。イエス・キリストが思考の純粋性を重ねて説いていたのは、こうした理由からなのです。愛と平和と一体性、そして隣人に優しくあることは、結局そのまま我が身に返ってくるので、きわめて実際を重んずる姿勢をイエスは諭していたのでしょう。

そうしてことは無論、三次元においても大切です。ところが、ここでは顕在化に時間的ずれが生じるため因果関係を黙殺したり、見極めることなくやり過ごせてしまうのです。三次元は、制限や被害者意識について学ぶ領域であるようにも思えます。被害者意識の中で最たるものは、自分が己自身の現実を創り出していることに気づかず、物事がすべて自分に降りかかってくるものと信じて疑わないことです。